2013年8月7日水曜日

麻生ナチス発言

バカどもがまた騒いどる。

発言の全文を見たときに主題がどこにあるのかわからんのか、くそが。

皮 肉 な の 


全文読んだら分かるけど、ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)は、熱狂的な国民の
支持を背景に登場したことを再確認して、民主主義の危険性を説いている。
決して、ナチスを正当化していない。

また、この発言は急進的な改憲派に対して向けられたもの。
「おれは喧噪の中、どさくさにまぎれて改正などしたくないんや。静かに、冷静な議論
 を経て決めたいんや。だから、挑発的な言辞を弄して冷静な議論ができないような状況
 にはすんなよ。あの、ナチスですら、静かに改正したんやから。」
ぐらいの意図かな。

それを文脈を無視してマスコミどもは批判する。
冒頭、マスコミのことを批判していたから腹立ったんかな。

それにしても、こういう状況を見ると民主主義に懐疑的にならざるを得ない。

どんなバカで人格も卑しくてどうしようなもない奴も、高潔で優秀な聖人君子も同じ1票
やからな。ほんまかと。

木村草太先生の「憲法の想像力」に選挙権の平等の実質的根拠について触れられていたけど、確かに説得力はそれなりにあるが、根本的な回答になっていないと思う。
ミリオネアのオーディエンスを使ったとしても、オーディエンス自体がアホのかたまり
やったらどうやねん。いわゆるB層のかたまりやったら結局間違えるんちゃうんかと思う
わけ。

制限選挙にはかなりの合理性があったんじゃないかと思えてくる。

だから、おれは、今年の予備試験の憲法の問題を見たとき「アホか」と思った。

「世襲制の何があかんのや」


きちっと、親から代々帝王学を授けられて統治者としての教育を受けているからこそ、
政治家にふさわしいともいえるんちゃうんかと。
ほんま糞みたいな問題やで。
東大卒の親の子が東大入る可能性が高いのと同じ話ちゃうんけ。

あかん、だいぶ脱せんしたが、麻生さんは、帝王学をしっかり教え込まれて、しかも
自分で会社も経営してという経験もあるのは、世襲やからやと思うんやけどなあ。

2 件のコメント:

  1. ほんとほんと。
    私は甲案は21条で、乙案は15,14,22条で、どちらも違憲にしました。なにが悪いんか、ぜんぜん分からんから、まず結論ありき。
    ほんとは、世襲制積極支持の理由付けも書きまくりたいところでしたが、時間が無くて断念しました。

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  2. そうですよね!
    どこかの学者の問題意識らしいですが。
    受かっているといいですね!

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